ジュニア年代における国内最大規模のサッカー年間リーグを行っているプレミアリーグU-11実行委員会(委員長 幸野 健一)と宮城県女川町(町長 須田 善明)は、31都県の代表が一同に集う「アイリスオーヤマ プレミアリーグU-11チャンピオンシップ2020」を令和2年4月1日(水)、2日(木)、3日(金)の3日間、女川町総合運動公園・町民多目的運動場と町民第二多目的運動場にて、共催することを決定いたしました。
女川町でのU-11年代の最高峰の大会開催へ
これまで、U-11年代の1年間をかけたリーグ戦の年間チャンピオンが一同に集う全国大会として、千葉県市川市にて開催してまいりましたが、開催都道府県の拡大に合わせ、U-11年代の国内最高峰の大会として宮城県女川町での開催へ移行することになりました。
東日本大震災からの復興を目指す被災地での開催は、約1,000名 の選手、スタッフ、その家族等の被災地訪問により、11歳という幼い選手たちに改めて8年前の自然災害の教 訓に思いを寄せる機会を、また被災地域の住民には子供たちの明るい笑顔により復興への誓いを新たにできる機会を提供いたします。
女川町長 須田 善明 様 コメント
『アイリスオーヤマ プレミアリーグU-11チャンピオンシップ2020』を女川町で開催させていただけることを心より喜んでおります。本大会は幸野委員長を筆頭に、サッカーやスポーツを愛する皆さんが理念と熱量をもって手作りで育まれてきた大会であり、今後、育成年代が各地のリーグ戦を経て最初に目指す全国規模の重要な大会として明確に位置づけられることになります。育成年代に対する考え方や大会趣旨に大いに共鳴させていただきながら、競技スポーツ・生涯スポーツのどちらの面でも、参加した若きプレイヤーにとって自身のキャリアに「女川」という場所での経験がポジティブなものとして刻まれるよう、開催地としてしっかりお支えし、盛り上げていけるよう取り組んでまいります。
プレミアリーグU-11 実行委員長 幸野 健一 コメント
31都道府県の代表が集まるチャンピオンシップを女川町で開催する事で、約1000人もの選手、スタッフ、家族が被災地に集まり、その爪痕を改めて体験することにより、自然災害の教訓に思いを寄せる機会を、また被災地域の住民の方達には明るい子供たちの笑顔を届けると共に、1000人もの宿泊といった経済的な効果も期待されます。東北初の全国大会がこの女川町で定着することによって、4種年代では、「U-12は鹿児島を目指し、U-11は宮城を目指す」といったスローガンが定着するように私たちが頑張って育てていきたいと考えています。サッカー界がこういうことができることを日本の多くの方たちに知っていただくことで、サッカーが、スポーツが日本の中で文化になっていくことを信じています。
大会概要
- 大会名:アイリスオーヤマ プレミアリーグU-11チャンピオンシップ2020
- 主催:プレミアリーグU-11実行委員会
- 共催:女川町、女川町教育委員会
- 特別協賛:アイリスオーヤマ株式会社
- 期日:令和2年4月1日(水) 〜4月3日(金)
- 会場:女川町総合運動公園 町民多目的運動場および町民第二多目的運動場(宮城県牡鹿郡女川町女川浜大原190)
- 参加チーム数:31都道府県代表チームおよび浙江緑城足球倶楽部(中国)の計32チーム